商いの場/観光・宿
熊本県 山鹿市山鹿
山鹿 豊前街道と八千代座
Yamaga Buzen Kaido and Yachiyoza
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
温泉と芝居小屋のある街道町。なまこ壁の蔵が続き、八千代座は舞台裏まで見学できる。
この場所の物語
湯と芝居小屋が同じ街道の上に並んでいるというのが、山鹿という町の骨格なんですよ。山鹿は豊前街道沿いに開けた在郷町でなまこ壁の蔵が続いていて、その並びに八千代座という芝居小屋がいまも残っています。八千代座は舞台裏まで見学できて、花道の下や奈落まで覗けるんですよね。
温泉も同じ町のうちに湧いていて、湯と興行が並ぶ理由が見えてきます。芝居がかかっていない日の小屋の中はしんと静まり返っていて、天井にずらりと並んだ広告看板の色だけが妙に生き生きとして見えます。あの広告は、町の商人が株を持ち合って小屋をつくった名残なんですよ。
建物が会社のものというより町のものだったということで、一度は失われかけて、寄付を集めて直されました。熊本市までは車で50分ほどで市街には病院も店も揃い、日々の用で困ることはなく、派手なところは何もない町です。8月には灯籠を頭に載せた踊りがこの通りを埋めつくし、人が集まる理由が2つある町は片方が弱っても続いていけると思います。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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