揚げ物
熊本県 熊本市
からしれんこん
さちとあじ · FOOD & DRINK
蓮根の穴に辛子味噌を詰め、黄色い衣で揚げる。切ると穴の断面が模様になる。
この場所の物語
蓮根に見えない形にして出したのだそうです。1632年、肥後の殿様がからだが弱く、寺の和尚が滋養にと考えたものだと伝わります。ところが殿様は、蓮根は泥の中のものだと言って口をつけなかった。そこで衣で包んだ、という話なんですよね。熊本県の熊本市に伝わってきた、辛子入りの揚げものになります。
蓮根の穴に、辛子を混ぜた味噌を詰めます。小麦粉と空豆の粉と卵の黄身で衣をつけて、油で揚げる。だから断面が黄色くて、穴のところだけ色が違います。油は中ほどの温度で、6分ばかりかけて揚げるんですよ。
輪切りにした断面が、細川家の紋に似ていました。そのため作り方は秘伝とされ、明治になるまで外へ出さなかったと言われます。かじると、あとから辛さが鼻へ抜けていきます。備えてから食べたほうがいいと思います。知らずに大きくかじる人が、たいてい一人はいるんですよね。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
※上記リンク経由のご予約はAURAの運営を支えます(料金は変わりません)
まわりを読む