商いの場
鹿児島県 鹿児島市東千石町
天文館の商店街と横丁
Tenmonkan Arcades and Alleys
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
複数のアーケードが交わる区画に飲食店と衣料品店が集まり、屋台風の横丁も残る。
この場所の物語
暦を作って天文を観測していた施設の名が、そのまま繁華街の名前になっているんですよ。天文館の名は繁華街から来たのではなく、島津重豪が1779年に建てた明時館から来ています。いまは複数のアーケードが交わる区画で、文化通りや山之口本通りなどの通りに、飲食店と衣料品の店が集まっているんですよ。
黒豚とんかつやラーメンの店、喫茶や土産の店、居酒屋やバーが並び、屋台風の横丁も区画のなかに残っています。市電で市内を移動でき、病院と学校も近いので、繁華街でありながら生活の場としても使われているんですよね。桜島の降灰があるため、灰の日には屋根のある通りとそうでない通りとで、歩きやすさがはっきり変わります。
繁華街の名前が観測所から来ているのは、あまり例がありません。娯楽の場所として大きくなった区画が、暦を計算していた建物の名を引き継いでいるので、名前と中身のあいだに200年ぶんの隔たりがあることになります。地名は、その土地で最初に目立ったものの名前を長く持ち続けます。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
※上記リンク経由のご予約はAURAの運営を支えます(料金は変わりません)
まわりを読む