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熱海海上花火大会
すり鉢の底で、花火が鳴る。 熱海。海と山にはさまれた、温泉のまち。その湾が、すり鉢のような地形をしている。花火の音が、三方の山にこだまする。 年に十数回。春も、夏も、秋も、冬も…
すり鉢の底で、花火が鳴る。
熱海。海と山にはさまれた、温泉のまち。その湾が、すり鉢のような地形をしている。花火の音が、三方の山にこだまする。
年に十数回。春も、夏も、秋も、冬も。温泉に来た人が、夜、花火に出会う。
フィナーレの「大空中ナイアガラ」。湾いっぱいに、光がひろがる。山がそれを、増幅する。
温泉に浸かって、花火を見る。熱海の夜は、ぜいたくにできている。
走り湯の洞窟から、今日もお湯が湧いている。海に向かって急な坂が続く熱海の地形は、坂の途中で立ち止まるたびに相模灘がひょっこり見えて、ちょっとおどろくんです。
ひものを干す網代の漁港や、MOA美術館のある丘の上まで、この街は海と山をいったりきたりしながら暮らすかたちになっていて、東海道新幹線で東京とつながっているので、ふだんの買い物も仕事の用事も、意外とこなせてしまう。来宮神社のクスノキの巨木をそばで見ると、この場所がずいぶん長いあいだ、人の暮らしのそばにあったんだなあと、しみじみします。
熱海温泉と伊豆山温泉、それぞれに湯の性格がすこしちがって、日によって行き先を変えてみるのも、長くいるからこそできることです。初島のところ天や熱海梅園梅まつりのような催事が年間を通じてあるので、日本のどこかで暮らしてきた人も、はじめてこの国を訪れた人も、それぞれの文脈でなにかを持ち帰れる、そういう懐の深さが熱海にはあるんですよね。
静岡県熱海市に泊まる
この地に重なるもの
- 阿豆佐和気神社の大クス
- 旧日向家熱海別邸地下室
- 富士箱根伊豆
- 熱海温泉
- 伊豆山温泉
- 伊豆湯河原温泉
- 玄岳
- 熱海
- 熱海
- 熱海
- 熱海
- 伊豆多賀
- 来宮
- 網代
- 網代
- 宇佐美