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この場所の物語
ユズの木が、山の斜面にずっと続いているんですよ。毛呂山町は、外秩父山地のふもとにあって、西に山を背負い、東に水田が広がる、ちょっとした地形の起伏が暮らしの骨格になっている場所です。JR八高線と東武越生線が中央を走っていて、東京都心からも、思ったよりずっと近い。
鎌倉街道上道は、いまも宿場の遺構が残っていて、歩いていると、この道をずっと昔から人が使ってきたんだなあ、というのが、足の裏から伝わってくるんです。出雲伊波比神社では秋になると流鏑馬が行われていて、馬と弓と、古い境内が一緒に動く光景は、ふだんの暮らしの延長にある祭りとして、いまも続いています。
「新しき村」という場所があって、武者小路実篤たちが理想の共同生活を試みた土地が、ここにあります。鎌北湖は奥武蔵自然歩道の起点になっていて、PCを閉じた午後に、ただ歩くだけの時間をつくりやすい。ゆずまつりの季節にこの町にいると、農業と思想と祭りが、案外ひとつながりのものだったんだな、と気づかされます。
埼玉県毛呂山町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 鎌倉街道上道
- 出雲伊波比神社本殿
- 川角
- 東毛呂
- 武州長瀬
- 毛呂
文化財
駅