image · pastoral × balanced (proxy)
沖縄県の他の市区町村
この場所の物語
港川の漁港に立つと、石灰岩の台地がそのまま海へと落ちていく地形の、おおらかな古さみたいなものを感じるんですよね。この土地の地面の下には、二万年以上前の港川人の骨が眠っていて、そのすぐ上でゴーヤーが育ち、旧盆にはエイサーの太鼓が鳴る。重なりかたが、ふつうじゃないんです。
1689年に置かれた富盛のシーサーが、今もちゃんと集落の火除けとして立っている。それを横目に見ながら、南の駅やえせに寄ってサトウキビの加工品を手に取る、というふだんの動線が、八重瀬町にはあるんです。那覇から車で三十分という距離は、空港から近すぎず、かといって遠くもなく、どこかに出かける起点にも、どこかから帰ってくる場所にもなれる、ちょうどいいぐあいで。
ハナンダーの自然橋や、ギーザバンタの海食崖を歩くと、人間がここで暮らし続けてきた時間の、途方もない長さをすこし実感できます。沖縄戦跡国定公園の静けさと、港川ハーレーの賑わいが、同じ町の地図に並んでいる。そういうことを、この土地はとくに説明しないで、ただそこに置いておいてくれるんです。
沖縄県八重瀬町に泊まる
この場所の中身
島の上にあるもの
- ハナンダー(自然橋)
- 沖縄戦跡
- 港川
文化財
自然公園
漁港・港