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この場所の物語
玄界灘の波を受けながら、壱岐の漁港には今日も剣先イカが揚がってくるんです。麦焼酎の発祥の地として知られるこの島では、醸造の香りと潮の香りが、ふだんの暮らしのなかに自然に混ざり合っている。
壱岐市立一支国博物館に足を運ぶと、弥生時代の一支国の出土品が、ガラス越しにこちらを静かに見ている。古代から人が耕し、牛を飼い、海に出てきた島だということが、頭ではなく、なんとなく体のほうでわかってくるんですよね。壱岐牛や赤米がいまも作られているのも、そういう長い積み重ねの続きなんだなあ、と思う。
壱岐空港から長崎へ飛べるし、郷ノ浦港や芦辺港からは海路でも本土と行き来できる。島にいながら、必要なときにするっと出られる、その加減がちょうどいい。郷ノ浦祇園山笠やペーロン競漕大会のような祭りが島の暦を刻んでいて、よそから来た人でも、その熱のそばに立てるんです。
長崎県壱岐市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 原の辻遺跡
- 勝本城跡
- 辰の島海浜植物群落
- 壱岐対馬
- 壱岐空港
- 大島(壱岐)
- 久喜
- 八幡浦
- 初瀬
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