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この場所の物語
千綿駅のホームに立つと、すぐそこに大村湾の水面があって、ちょっとびっくりするんですよね。
江戸の長崎街道が通り、鯨肉の取引が動いていた彼杵の地は、そういう「もの・ひとが行き交う場所」としての記憶を、いまもどこかにまとっている気がします。そのぎ茶の茶畑が山の斜面に続いて、漁港が千綿、里、音琴とちいさく点在して、山と海がほんとうに近い。
道の駅彼杵の荘のそばにはひさご塚古墳が復元されていて、ふだんの買い物のついでに古墳を眺めるという、すこしふしぎな時間が成り立つんです。彼杵鯨肉株式会社が月に一度ひらく入札会は、九州でここだけのことで、鯨肉という食文化がいまも暮らしの側に置かれているのがいいなあと思います。
山側では液晶や宇宙航空機器の関連企業が東そのぎグリーンテクノパークに集まっていて、漁港と工業団地が同じ町に並んでいる、そのぐあいが東彼杵らしいというか、ここに暮らすことの間口のひろさを感じます。JR大村線の車窓から海を見ながらPCを開く、そういうふだんの一日も、この町ではわりと自然に手に入りそうです。
長崎県東彼杵町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 千綿
- 彼杵
- 千綿
- 里
- 音琴
駅
漁港・港