1件の予定
長野・飯田 人形浄瑠璃と農村滞在
村ごとに、人形劇の座がある。 長野・飯田市。南信州の農業都市。この市には、200以上もの集落に人形浄瑠璃の座があると言われている。 人形浄瑠璃は、大阪の文楽が有名だ。でも飯田で…
村ごとに、人形劇の座がある。
長野・飯田市。南信州の農業都市。この市には、200以上もの集落に人形浄瑠璃の座があると言われている。
人形浄瑠璃は、大阪の文楽が有名だ。でも飯田では、村の人たちが代々受け継いできた、もっと素朴な人形劇が残っている。
農村の春祭りや秋祭りで、その人形劇が奉納される。観客は地元の人たちだ。でも旅行者も、見に来ることができる。
農家民泊と組み合わせると、飯田の農村の一部になれる。
人形が動く。語りが続く。三味線が鳴る。
その音と声が、山の集落に響く。
東京の劇場で見る伝統芸能と、山村の神社で見る人形劇は、全く別物だ。
文化は、生まれた場所で見ると、違う。
それを確かめに、飯田へ。
りんご並木の端に、無料の動物園がある、というのがいいんですよね。飯田という街は、そういうぐあいに、ふだんの暮らしとちょっとした発見が、さりげなく隣り合っているんです。城下町の石塁や土塁が残る飯田城跡を歩いて、旧小笠原家書院の縁側をのぞいて、夕方には市田柿や飯田水引を売る店先を通り過ぎる、そんな一日がごく自然に組み立てられる街なんです。
大平宿まで上がれば、標高1150メートルの古民家でいろりを囲み、五平餅発祥の地の空気を吸うことができて、南アルプスの稜線がずっと向こうに見えています。聖岳や兎岳を眺めながら、精密機械の工場が伊那谷にひっそり並んでいる、という取り合わせも、飯田らしいなあと思うんです。
8月のいいだ人形劇フェスタや、12月の遠山の霜月祭(重要無形民俗文化財)のように、街が丸ごとお祭りの器になる日があって、そういう日に飯田にいると、この街が長い時間をかけて積み上げてきたものの重さが、すこし、手のひらに伝わってくるような気がするんです。
長野県飯田市に泊まる
この地に重なるもの
- 恒川官衙遺跡
- 飯田古墳群
- 天龍峡
- 文永寺
- 文永寺
- 開善寺山門
- 白山社奥社本殿
- 旧小笠原家書院
- 南アルプス
- 天竜奥三河
- 聖岳
- 兎岳
- 摺古木山
- 風越山
- 伊那上郷
- 飯田
- 鼎
- 天竜峡
- 元善光寺
- 伊那八幡
- 駄科
- 桜町
- 時又
- 川路
- 毛賀
- 切石
- 下山村
- 千代
- 金野