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この場所の物語
半島の先端に、縄文の環状集落の跡がある。大木囲貝塚と呼ばれるその場所は、国指定の史跡で、七ヶ浜の人たちがずいぶん長い時間をかけてこの海辺に住んできたことを、ちゃんと教えてくれるんですよね。
松島湾と仙台湾のあいだに細く突き出た半島で、江戸時代には貞山運河が基部を横切って、ほとんど島のようになった。菖蒲田や松ヶ浜の漁港から水揚げされる海産物と、明治に外国人が避暑地として開いた高山外国人避暑地の記憶とが、ふだんの暮らしのなかに自然に重なっているのが、この町のすこしおもしろいところです。
七ヶ浜国際村には、北洋漁業の歴史を伝える資料が並んでいて、コンサートホールやギャラリーもある。仙台市の東隣という場所柄、移り住んで働く拠点にするにも、週末だけ海を見に来るにも、ちょうどいいぐあいの距離感があって、それがこの半島の、ふしぎでいいなあと思うところです。鼻節神社のそばに立つと、松島湾と仙台湾の両方が目に入って、ああ、ここは海に挟まれた場所なんだと、あらためて気づかされるんです。
宮城県七ヶ浜町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 大木囲貝塚
- 松ヶ浜
- 菖蒲田
文化財
漁港・港