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この場所の物語
牛久沼のほとりに「河童の発祥地」という伝説が残っているんですよね。龍の伝説もあって、この土地はなんだか、ふしぎな話をごく自然に抱えながら生きてきたところなんだなあと思います。来迎院の多宝塔が中世からひっそり立っていたり、若柴宿のクランク状の街並みが江戸の宿場の気配をいまも伝えていたり、暮らしの中にそういう層が重なっているのが、ここの手触りというか、ふだんの空気のぐあいなんです。
龍ケ崎市駅からJR常磐線に乗れば東京都心まで出られるし、竜ヶ崎駅で関東鉄道に乗り換えれば市の中心街へすっと入れる。そういう動線があるので、週に何日かは都心で働いて、あとは牛久沼の周囲を散歩したり、龍ケ崎コロッケを買い歩いたり、という日々がごく無理なく組み立てられそうです。小貝川の低地と台地が入り組んだ地形も、散歩のたびに少しずつ発見があっていいんですよ。
カガミクリスタルのガラス工芸品がこの土地で生まれていることを知ると、うなぎ料理の産地でもある農村の町という印象が、ちょっとだけ更新される気がします。八坂神社の祇園祭で行われる撞舞という行事も、外から来た人にとっては目を見張るものがあるはずで、龍の伝説を持つ土地らしい、空に向かうような祭りなんですよね。
茨城県龍ケ崎市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 来迎院多宝塔
- 龍ケ崎市
- 佐貫
- 竜ヶ崎
- 入地
文化財
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