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この場所の物語
大地が盛り上がり、そのまま固まったような昭和新山が、目の前にどんと立っているんですよね。1944年に農地の下から隆起したという事実を、三松正夫記念館のミマツダイヤグラムで見ると、人間が火山の隣でふつうに暮らしてきたことの、すこしふしぎな手触りが伝わってきます。
壮瞥温泉の源泉は67℃を超えていて、蟠渓温泉の長流川沿いには露天風呂「オサルの湯」もある。どちらも旅館の数はごくわずかで、温泉地にありがちな賑やかさとは少し距離をおいた、静かな湯のぐあいなんです。PCを閉じて、湯に入って、りんご畑の近くを散歩する、そういうふだんの繰り返しが、ここでは自然にできそうだなあと思います。
有珠山と洞爺湖を両側に持ち、支笏洞爺国立公園の中に暮らすということは、「大きな地形の中に、自分の時間を置く」感覚に近いかもしれません。昭和新山火まつりや昭和新山国際雪合戦のような、火山と正面から向き合ってきた祭事が今も続いているのを知ると、この土地の人たちが地形をこわがるのではなく、いっしょに生きてきたんだなあ、と感じます。
北海道壮瞥町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 昭和新山
- 支笏洞爺
- 壮瞥温泉
- 蟠渓温泉
- 有珠山
- 昭和新山
文化財
自然公園
温泉
山