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この場所の物語
玉ねぎ畑の向こうに、北見富士のなだらかな稜線がある。そういう景色のなかで、ふだんの買い物をして、ホタテの干貝柱を手に取って、夕方の台所に帰っていく、そういう暮らしがここにはあるんですよね。
ハッカでかつて世界の生産を支えた土地が、今は玉ねぎとホタテで日本の食卓を下から支えている、というのがおもしろいんです。北網圏北見文化センターのプラネタリウムは、オホーツク圏でここにしかないもので、農業の町の夜空を、ちゃんと文化として受け取ろうとしている気持ちが、なんかいいなあと思う。
常呂遺跡には、擦文文化とオホーツク文化が重なった竪穴建物跡が、気が遠くなるくらいたくさん残っていて、東京大学が実習施設を置いて今も調べつづけているんです。その隣の海ではカーリングの選手たちが練習していて、遺跡と五輪メダルが同じ自治区に並んでいる、というのは、なかなかほかでは見られない組み合わせだと思う。
東西にとても広い市域を、北見駅を起点に少しずつ移動していくと、温根湯温泉の湯けむりや、ワッカ原生花園の砂嘴の風景が、順番に出てきて、この土地の奥行きをじわじわと感じさせてくれるんです。
北海道北見市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 常呂遺跡
- 大雪山
- 網走
- 三国山
- 北見富士
- 北見
- 愛し野
- 東相内
- 柏陽
- 留辺蘂
- 相内
- 端野
- 緋牛内
- 西北見
- 西留辺蘂
- 常呂
- 常呂河口
- 栄浦
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