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この場所の物語
奥四万湖の水が、コバルトブルーに光っているんですよね。四万川ダムの堤体は西洋の城を思わせるような造形で、山の中にそんなものがある、というのが、この町の「ふしぎでいいなあ」という感じをよくあらわしている気がします。
吾妻川と四万川が流れる山地の奥に、四万温泉や尻焼温泉がひそんでいて、湯につかりながら、PCも本も、ひとまず置いておけるんです。豪雪地帯だから冬はほんとうに雪深く、そのぶん、長く滞在するほど季節の重みがじわじわと体にしみてくる。
中之条ビエンナーレは廃校や古民家をまるごと会場にして、アーティストが町に住み込みながらつくる国際芸術祭で、2007年からずっと続いています。明治初期の擬洋風建築を本館にした「ミュゼ」には、養蚕で栄えた頃の民俗の記憶が残っていて、富沢家住宅の前兜造りの梁の太さを前にすると、ふだんの暮らしというものの、長い長いつながりをすこし感じられる。訪れる人がどこの国の人であっても、そういう手触りは、言葉を超えてちゃんと届くんだと思います。
群馬県中之条町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 中之条町六合赤岩
- 六合チャツボミゴケ生物群集の鉄鉱生成地
- 薬師堂
- 富沢家住宅(群馬県吾妻郡中之条町)
- 上信越高原
- 四万温泉
- 四万温泉(日向見温泉)
- 大塚温泉
- 尻焼温泉
- 横手山
- 中之条
- 市城
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