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美濃和紙・紙漉き体験
千三百年の、紙をすく。 美濃。清流の里で、千三百年つくられてきた和紙。ユネスコ無形文化遺産。光にすかすと、雲のような繊維が見える。 簀桁を、前へ、後ろへ。揺らすうちに、水のなか…
千三百年の、紙をすく。
美濃。清流の里で、千三百年つくられてきた和紙。ユネスコ無形文化遺産。光にすかすと、雲のような繊維が見える。
簀桁を、前へ、後ろへ。揺らすうちに、水のなかから紙がうまれる。冷たい水と、楮の香り。
障子に張れば、やわらかな光になる。美濃の紙は、日本家屋の光をつくってきた。
うすくて、つよい。千三百年が証明した、たしかさ。それを、自分の手ですいてみる。
うだつの上がる町並みを歩くと、江戸から明治・大正にかけての商家の壁が、すぐそこに、ふつうに続いているんですよね。美濃市は、長良川が中央を流れ、市域の大半が山林という土地で、その静けさの中に、1300年の和紙づくりの記憶がしっかりと積み重なっています。美濃和紙の里会館で実際に紙を漉いてみると、水と繊維のあいだに手を入れる感触が、なんとも不思議でいいなあ、と思うんです。
小坂酒造場は、江戸時代の造り酒屋の建物のまま、いまも百春を醸しています。そういう場所が、博物館ではなく現役の暮らしとして続いているのが、この町のおもしろいところで、PC を開いて仕事をしながらも、ふと窓の外に町家の瓦屋根が見えるような毎日が、ここでは手の届くところにあります。名古屋から40km圏内という距離感も、多拠点で動く人にとっては、ちょうどよいぐあいに思えるはずです。
大矢田神社の樹齢1000年以上のヤマモミジ林や、白山信仰の総本社である洲原神社など、信仰と自然が重なる場所が、生活圏のすぐ隣にあります。美濃和紙あかりアート展のように、古い素材が現代の手でそっと更新されていく場面もあって、この土地は過去を飾らず、ただ使い続けているんだなあ、と感じます。
岐阜県美濃市に泊まる
この地に重なるもの
- 美濃市美濃町
- 楓谷のヤマモミジ樹林
- 洲原神社ブッポウソウ繁殖地
- 長蔵寺舎利塔及び須弥壇
- 鹿苑寺地蔵堂
- 大矢田神社
- 大矢田神社
- 小坂家住宅(岐阜県美濃市)
- 美濃橋
- 梅山
- 美濃市
- 松森
- 洲原
- 湯の洞温泉口