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福井県の他の市区町村
この場所の物語
眼鏡のフレームを削る音が、どこかの工房から聞こえてくるような町なんですよね、ここは。鯖江盆地のなかに細長く広がる市街地に、誠照寺の門前の記憶と、間部氏の陣屋町の骨格が、ふだんの暮らしにそっと重なっている。
河和田地区に入ると、山あいの集落に400近い漆器の工房が集まっていて、越前漆器が飛鳥時代にさかのぼる産地だということを、空気ごと体で受け取るような感じがあります。石田縞手織りセンターでは、江戸後期から続く縞木綿を職人が今も指導していて、こういう「手で受け渡してきたもの」が、観光の文脈ではなく、日常の延長線上にちゃんと生きているのが、すこしうれしくなる。
めがねミュージアムでは手作り教室でオリジナルのフレームをつくれるし、鯖江市図書館には近松門左衛門コーナーと郷土資料がそろっていて、長くいればいるほど、この町の層の厚さに気づいていく。新しいまちづくりの動きと、寺社や工芸の継承が、ぶつかるでもなく、ゆるやかに同じ地面の上に立っている。そのぐあいが、鯖江という場所の、いちばん素の表情だと思うんですよね。
福井県鯖江市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 伊藤柏翠俳句記念館
- 鯖江市まなべの館
- 兜山古墳
- 王山古墳群
- 春日神社本殿
- 旧瓜生家住宅(福井県鯖江市水落町)
- 鯖江
- 北鯖江
- 神明
- 西鯖江
- 水落
- サンドーム西
- 鳥羽中
- 西山公園
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