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この場所の物語
松丸駅の駅舎に温泉が入っている、というのがこの町のぐあいを教えてくれる気がするんですよね。列車を降りたら、そのままお湯に浸かれる。そういうふだんの動線の短さが、ここでの暮らしの手ざわりなんだなあ、と思います。
広見川に沿った河岸段丘の上に松丸商店街があって、江戸の宿場町の記憶をそっと残しながら、うなぎ料理の店が今も続いています。全面積の大半を森が占める土地だから、買い物の帰り道にもう森があって、川があって、すこし歩けば滑床渓谷の岩と水音に出会えるんです。
道の駅虹の森公園まつののおさかな館には、四万十川の淡水魚がずらりと並んでいて、川の中を覗いているみたいで、なんかいいんですよね。河後森城の国史跡の山城や、寛文五年製作の目黒山形模型という国重要文化財も、観光地然とせずにこの町の日常の隣に置かれている。そういう「大事なものを大げさにしない」感じが、長く滞在するほどじわじわ伝わってくるんです。
愛媛県松野町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 河後森城跡
- 足摺宇和海
- 松丸
- 吉野生
- 真土
文化財
自然公園
駅