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この場所の物語
広見川の水が、白い花崗岩の上をするすると流れていくんですよね、成川渓谷の。森が総面積の大半を占めるこの土地では、木の匂いと水の音がふだんの暮らしの背景になっていて、それがすこし、ふしぎなくらい自然なことになっています。
近永駅の周辺では、賑わいをつくろうとする動きがじわじわと続いていて、予土線の小さな駅がまちの芯になろうとしている。道の駅広見森の三角ぼうしに並ぶ青空市には、ユズやシイタケが並んでいて、それを買って自炊するだけで、この土地の一日がちゃんと成立するんです。
江戸時代から受け継がれてきた泉貨紙という手漉き紙の伝統が、鬼北にはあります。武左衛門一揆の記憶も、祭りの名前として今も残っていて、歴史がちゃんと地名や行事にひっついたまま生きているのが、いいなあと思うんです。北宇和病院が山間地域の医療拠点として機能していることも含めて、ここはただ「きれいな自然がある場所」ではなくて、暮らしをまじめに続けようとしている場所なんですよね。
愛媛県鬼北町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 等妙寺旧境内
- 善光寺薬師堂
- 足摺宇和海
- 近永
- 深田
- 出目
文化財
自然公園
駅