野菜・豆の料理
香川県
しょうゆ豆
さちとあじ · FOOD & DRINK
乾いたそら豆を煎ってから醤油と砂糖の漬け汁に入れる。皮が張ったまま味が入る。
この場所の物語
煮ないので、噛むとぽろりと崩れます。乾いたそら豆を、水を使わずに煎っていきます。焦げ目がつくくらいまで、弱い火で20分も30分もかけるんですよ。熱いうちに、醤油と砂糖と唐辛子を合わせた汁へ落とします。そのまま、ひと晩じっくり置いておくんですよ。
皮は張ったままで、中だけが割れてきます。煮豆のねっとりしたところが無くて、乾いた歯ざわりが残るんですよ。はじまりには、こんな言い伝えがあります。遍路の人をもてなそうとそら豆を煎っていたら、豆が転がってしまいました。そばにあった醤油の壺に、そのまま落ちたのだそうです。
あとで拾って食べたら旨かった、という話になっています。醤油を造りはじめた小豆島が発祥だ、という説もあります。どちらも、いまだに語られているそうです。正月に、甘い黒豆の代わりにこれを出す家があるといいます。それを詫びる人は、たぶん1人もいません。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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