商いの場/観光・宿
大分県 別府市
別府 まちなかのアート
Beppu Machinaka Art
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
温泉街の路地や空き店舗を会場にした展示と滞在制作が続き、秋の期間に催しが集まる。
この場所の物語
空いた店がそのまま展示の会場になってしまう、というのが別府の面白いところです。温泉街の路地や空き店舗を使った展示と滞在制作が続いていて、秋にはそれがひとつの期間に集まってくることになるんですよ。会場は作品のためにつくられた白い部屋というより、たたみの残った2階や、看板の外れたままの店先がそのまま使われます。
だから見るほうも、身構えないままそこへ入っていくんですよね。湯の匂いのする通りを歩いて途中で1軒入って、また歩くので、展示を見に行くというより街を歩いた結果として作品に出会います。地図を見ている時間のほうが、作品を見ている時間よりたぶん長くなるんじゃないかなあ。
大分市までは車で20分ほどで、勤め先は大学と宿が中心になります。空き店舗が多いことはこの取り組みの前提であって結果ではなく、余っている場所があることは弱みでもあり、材料でもあるんですよ。別府は湧出量が多く客を迎えるための建物が積み上がってきた町なので、客が減ったあとも建物のほうはそのまま残り、この町はその引き算を材料の側へ寄せて答えを出したのだと思います。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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