魚介の料理
大分県 大分市
関あじと関さば
さちとあじ · FOOD & DRINK
潮のぶつかる海峡で一本釣りした魚を活け締めにする。身が締まり、刺身で出す。
この場所の物語
守られているのは、名前のほうではありません。佐賀関の沖は、瀬戸内と太平洋がぶつかる海峡になります。水の温度が変わりにくく、餌になるものが多いんですよ。そのうえ、潮の流れがたいへん速いところです。流れに逆らって泳ぎ続けているので、揚がってくる鯵も鯖も身が硬く締まっています。
波が高いうえに、海の底の形もずいぶん入り組んでいます。だから、この海ではまともに網が使えません。漁師が1尾ずつ、竿で釣り上げていくことになるわけです。船に上げたら、その場ですぐ活け締めにするんですよ。腸にいる虫が身のほうへ移りにくいのは、そのためだそうです。
売り方のほうも、ずいぶん変わっているんですよ。生け簀に浮いている魚を目で見て、量らずに値を決めます。これを、面買いと呼ぶそうです。秤に載せると魚が傷むから、というのが理由になります。2006年、地域の名として登録された第1号が、この魚でした。網を使わない、秤に載せないという不便のほうが守られています。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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