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祭事 東北
通年
日本のふるさと遠野まつり
遠野市新穀町(遠野市街地・遠野郷八幡宮)
遠野は、日本の農村がどんな姿をしていたかを、いまも体に持っている土地だ。 柳田國男が『遠野物語』に書き記した119の話は、この盆地の山と川と集落から集められた。 カッパ、座敷わらし、神隠し。異界との境が、日常のすぐそばにあった世界。
祭事 東北
通年
なまはげ柴灯まつり
男鹿市北浦真山 真山神社
男鹿半島の冬は、深い。日本海からの風が吹き込み、真山神社の杉林は雪をかぶる。 2月の第2週末、その境内に火が焚かれる。 なまはげは、秋田県男鹿地方に伝わる来訪神だ。 大晦日の夜、「泣く子はいねがー」と叫びながら家々を巡り、怠け者を
祭事 東北
通年
相馬野馬追
南相馬市・相馬市(雲雀ヶ原祭場地ほか)
千年以上前、平将門が野馬を敵兵に見立てて軍事訓練をしたのが始まりだという。 それが今も、福島の浜通りで続いている。 甲冑を着た約400騎の騎馬武者が、旗指物を背に野原を疾走する。 雲雀ヶ原祭場地での甲冑競馬、神旗争奪戦。 最
祭事 東北
毎年2月中旬の金・土
会津・絵ろうそくまつり
福島県会津若松市、鶴ヶ城・御薬園ほか
2月の会津に、花が咲く。 ろうそくの花だ。 会津の絵ろうそくは、漆塗りの台座に牡丹や菊が描かれた工芸品。その炎が、冬の城下町の各所に灯される。鶴ヶ城の石垣のそばに。御薬園の池のほとりに。白虎隊が散った飯盛山に。 雪の上で、色とりどりの
祭事 東北
毎年5月3〜5日
水沢・みちのく藤原まつり
岩手県奥州市水沢
5月の岩手に、平安の都が現れる。 奥州市水沢。かつて奥州藤原氏が栄えた地。12世紀、ここに東北独立の文化圏があった。黄金の都。京都と並んで称された繁栄。 ゴールデンウィーク、武者と姫の行列が街を歩く。甲冑、狩衣、平安の衣装。現代の商店街
祭事 東北
毎年8月6・7日
能代・役七夕
秋田県能代市
24メートルの灯籠が、夜の街を動く。 秋田・能代。日本海に面した木材の港町。 8月6日と7日、「天空の不夜城」と呼ばれる巨大な灯籠が現れる。竹と和紙で作られた光の塔が、大通りを練り歩く。動かすために、何十人もの腕が要る。 東北の夏祭り
祭事 東北
毎年8月第1金〜日(みちのく芸能まつり)
北上・鬼剣舞
岩手県北上市、みちのく芸能まつりほか
鬼が、剣を持って踊る。 岩手・北上。鬼剣舞は、鬼の面をつけた踊り手が、剣を手に激しく舞う民俗芸能だ。仏教の影響を受けた芸能で、悪霊を払う意味がある。 動きが速い。音が激しい。でも、よく見ると、その動きには深い意味がある。 8月の北上の
祭事 東北
毎年4月上旬〜中旬(桜の開花に合わせる)
大河原・一目千本桜
宮城県柴田郡大河原町、白石川堤
川沿い8キロ、桜が続く。 宮城・大河原町。白石川の堤に、約1200本の桜が植えられている。川と桜と、遠くに蔵王の山。 「一目千本」という名前の意味は、一目で千本見えること。それは誇張ではない。川の両岸に桜が連なる光景は、確かに圧倒的だ。
祭事 東北
毎年4月下旬(さくらまつり期間中)
天童・人間将棋
山形県天童市、舞鶴山公園
将棋の駒が、人間になる。 山形・天童。日本で最も多くの将棋の駒を生産する街。将棋の産地だから、こういう祭りがある。 人間将棋は、桜山の斜面を将棋の盤に見立て、武者装束の人たちが将棋の駒を演じる。プロ棋士が実際に指す指し手に合わせて、人間
祭事 東北
毎年12月上旬〜31日
仙台・光のページェント
宮城県仙台市青葉区定禅寺通り
12月の仙台に、光のトンネルができる。 宮城・仙台。定禅寺通りのケヤキ並木に、約60万球のLEDが灯される。ケヤキの枝が光で覆われ、通りがトンネルになる。 1986年に始まったイルミネーション。今では、東北最大の冬のイベントになっている
祭事 東北
2026年8月5日(水)19:00〜20:00
仙台七夕花火祭
宮城県仙台市(西公園・広瀬川河畔)
短冊の祭りの、前夜。 東北三大祭りのひとつ、仙台七夕。色とりどりの吹き流しが、街をうめつくす。その本祭を前に、花火が上がる。 約一万六千発。杜の都の夜空に、夏が告げられる。広瀬川のほとり、人びとが翌日を待つ。 願いごとを書いた短冊。空
祭事 東北
2026年8月初旬(花笠まつり前後・例年8月)
山形花笠まつり協賛花火大会
山形県山形市(馬見ヶ崎川河川敷)
花笠の、夏。 花笠まつり。紅花をあしらった笠を手に、人びとが踊る。東北の夏を彩る祭り。その時季に、花火が上がる。 馬見ヶ崎川のほとり。蔵王のふもとに、夏の夜空がひらく。「ヤッショ、マカショ」の掛け声が、まだ耳にのこる。 紅花のまち、山
祭事 東北
2026年8月(例年夏季)
おきたま花火大会
山形県米沢市(最上川河川敷・松川河畔)
上杉のまちに、花火が上がる。 米沢。名将・上杉鷹山が治めた城下町。最上川のほとりで、夏の花火が打ち上がる。置賜盆地の、夜空がひらく。 「為せば成る」。鷹山の言葉が生きるまち。質素と勤勉の地に、夏の一夜、火が咲く。 米沢牛のまち。雪深い
祭事 東北
例年8月下旬に開催。豪華な山車(やたい)の行列。ユネスコ無形文化遺産。日程は年により異なります。
新庄まつり
山車が、物語になる。 新庄まつり。八月、二十台の山車が、町を練り歩く。やたい、と呼ぶ。歌舞伎や物語の名場面を、人形で再現する。 二百七十年前、飢饉があった。多くの人が死んだ。その年の秋、藩主が、民の心を慰めるために祭りを始めた。悲しみのあと
祭事 東北
例年10月下旬〜11月上旬が見頃
鳴子峡の紅葉
宮城県大崎市鳴子温泉 鳴子峡
10月の終わり、宮城の山が燃える色になる。 鳴子峡。 大谷川が刻んだ、深さ100メートルの峡谷。 断崖の岩肌に、ブナ、ナラ、カエデ。 赤と黄が、緑の松を残して山を染める。 見頃は10月下旬から11月上旬。 紅葉は、栗駒の山の上から峡谷へ
祭事 東北
毎年9月7日〜9日
角館祭りのやま行事
秋田県仙北市角館町 市街中心部
9月7日から9日。 みちのくの小京都、角館が、三日間だけ荒ぶる。 武家屋敷の黒板塀の町を、 歌舞伎人形を飾った曳山が練り歩く。 おやま囃子に、手踊り。 そして夜。 曳山同士が道で出会うと、交渉が始まる。 どちらが道を譲るか。 決裂すれば「
祭事 東北
毎年2月15日・16日
横手の雪まつり かまくら
秋田県横手市 市役所本庁舎前・羽黒町ほか市内各所
雪の部屋に、火が灯る。 2月15日と16日、秋田・横手。 高さ3メートルの雪洞、かまくら。 市内に大小あわせて100基ほど。 中には水神様の祭壇と、炭火と、子どもたち。 「はいってたんせ」「おがんでたんせ」。 声をかけられ、甘酒と焼き餅を
祭事 東北
毎年2月17日〜20日
八戸えんぶり
青森県八戸市 市中心街・長者山新羅神社
春を、呼びに行く。 2月17日から20日、青森・八戸。 えんぶり。 馬の頭をかたどった烏帽子をかぶった太夫が、 頭を大きく振り、地を摺るように舞う豊作祈願の田楽。 朳(えぶり)という農具の名が、 そのまま芸能の名になった。 雪のなか、3
祭事 東北
毎年3月10日
鹽竈神社帆手祭
宮城県塩竈市一森山1-1 鹽竈神社
重さ1トンの神輿が、202段の石段を下りてきます。 毎年3月10日、宮城県塩竈市。 奥州一宮・鹽竈神社の帆手祭です。 日本三大荒神輿のひとつに数えられます。 「荒」といっても、暴れるわけではありません。 白丁姿の16人が、1トンの八角神
祭事 東北
毎年12月31日〜元旦
羽黒山 松例祭
山形県鶴岡市羽黒町手向 出羽三山神社 三神合祭殿
大晦日は、百日の行の採点日です。 山形県、羽黒山。 出羽三山神社の松例祭は、 毎年12月31日から元旦にかけて、 雪の山頂で夜を徹して行われます。 国の重要無形民俗文化財です。 主役は「松聖」と呼ばれる2人の山伏。 9月24日から百日間
祭事 東北
6月第2土曜
チャグチャグ馬コ
岩手県滝沢市鵜飼外久保 鬼越蒼前神社(出発点)
馬をねぎらう祭り、というのがあるんです。 毎年6月の第2土曜、岩手県。 色とりどりの装束と鈴で着飾った 農用馬およそ60〜100頭が、 滝沢市の鬼越蒼前神社から盛岡八幡宮まで、 約14キロを半日かけて行進します。 チャグチャグ馬コ。 名前