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この場所の物語
細川紙の白さって、ただの白じゃないんですよね。水を何度もくぐって、手の平でのばされて、ようやく生まれる白さで、その紙が小川町立図書館のインテリアに使われていると聞くと、本を読む時間そのものが少し変わってくる気がします。
外秩父山地が盆地をぐるりと抱くようにして、笠山や堂平山が北と東に見えている。その山の輪郭の内側に、1300年つづく和紙の仕事と、酒の醸造と、江戸から秩父へ向かう街道の記憶が、今もふつうに重なっています。
埼玉伝統工芸会館で紙すきを体験してみると、自分の手が思いのほか頼りないことがわかって、それがかえっておもしろい。道の駅おがわまちには里山ごはんの食堂があって、一日の途中にふらっと寄れる場所として、ちゃんと機能しているんです。
旧下里分校の木造校舎が「分校カフェMOZART」として使われていたり、割烹旅館福助の明治の木造三階建てが今も現役だったり、古いものが朽ちずに次の用途を見つけているところが、この町のぐあいのよさだと思います。小川町駅から横浜方面への直通列車も出ていて、都市との距離感はほどよく、それでいて盆地の静けさはしっかり残っています。
埼玉県小川町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 下里・青山板碑製作遺跡
- 吉田家住宅(埼玉県比企郡小川町)
- 小川町
- 小川町
- 東武竹沢
- 竹沢
文化財
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