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この場所の物語
浜の川湧水のそばに立つと、地面の下からこんこんと水が湧いていて、ちょっと、ふしぎな気持ちになるんです。その水がかんざらしの白玉を冷やし、武家屋敷街の水路を流れ、ふだんの暮らしの中にしずかに溶け込んでいる。島原という町は、雲仙岳の裾野から有明海へと向かう地形そのものが、水を生み出すつくりになっているんですよね。
島原城の石垣のそばを歩くと、江戸期の城下町の骨格がまだちゃんと残っていることがわかります。下の丁の水路沿いは、散歩しながらPCを開く場所を探したくなるような、ゆったりした街並みで、青い理髪舘(工房モモ)のような和洋折衷の建物がそこここに顔を出す。イオン島原ショッピングセンターで日用品を調えて、夕方に武家屋敷街を歩く、そういうふだんの一日が、ちゃんと成立する町なんです。
1990年代の雲仙普賢岳の噴火と、その後の復興の記憶が、がまだすドームという場所に刻まれていて、島原の現代史を知りたい人にとっては、ほかでは得られない体験があります。有明海の対岸とはフェリーで結ばれていて、海と山と城下町と湧水が、一つの町にぎゅっと重なっている。具雑煮や島原手延べ素麺を食べながら、この土地の積み重なりをゆっくり味わえるのが、いいんですよね。
長崎県島原市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 島原城跡
- 旧島原藩薬園跡
- 平成新山
- 旧伊東氏庭園(四明荘庭園)
- 雲仙天草
- 島原温泉
- 雲仙岳
- 島原
- 島原港
- 大三東
- 有明湯江
- 三会
- 島原船津
- 松尾
- 霊丘公園体育館
- 三会
- 松尾
- 湯江(南高来)
- 猛島
文化財
自然公園
温泉
山
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漁港・港