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兵庫県の他の市区町村
この場所の物語
杉原紙を漉く水音が、この山あいの町の底に、ずっと流れているような気がするんですよね。千ヶ峰に抱かれた北播磨の山間に、多可町はひっそりとあって、和紙製造の技術が今も杉原紙研究所で受け継がれているのが、なんだかうれしい。
マイスター工房八千代の棚には地元の食材を使った特産品がずらりと並んでいて、ここで買い物をしながらふだんの食卓を組み立てていると、よそから来た人間もだんだん暮らしのペースに引き込まれていくんです。翠明湖のほとりを歩く散策路も、PCを閉じた午後に向いていて、なか・やちよの森公園の里山の道は、ちょっと歩くだけで頭の中が静かになる。
敬老の日の発祥地、山田錦の産地、播州ラーメン——知れば知るほど、この小さな町がいくつもの「はじまり」を抱えていることに気づいて、ふしぎでいいなあと思うんですよね。訪れた人が「ここで生まれたものが、あそこにつながっていたのか」と点と点をつなぐ、そういうたのしみが、多可町にはあるんです。
兵庫県多可町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 千ヶ峰
山