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この場所の物語
石灰岩が長い時間をかけて刻んだ渓谷の底に、川の音だけが響いている、そういう場所なんですよね。帝釈峡の探勝歩道を歩くと、天然の橋である雄橋や、登録有形文化財の神龍橋が、ふだんの散歩のついでみたいに出てきて、ちょっと驚くんです。
三輪酒造は1716年から続く蔵で、銘柄は『神雷』。酒蔵見学もできるから、神石牛やトマトを買って帰りながら、そこに立ち寄るのが、この高原の一日のいい締め方になる気がします。廃校を活かしたふれあいセンターながの村に泊まれば、地域の人たちとの距離がぐっと縮まって、農業や畜産が生きた産業としてある土地の手触りが、すこしずつわかってくるんです。
吉備高原の標高400〜700mの台地は、夏でも空気がすこし違って、PCを開いて仕事をする時間と、帝釈峡紅葉祭りの季節に神竜湖を眺める時間が、ごく自然に隣り合わせになる。比婆道後帝釈の自然公園と、国道182号のバスがつなぐ暮らしは、遠いようで、意外と手の届くところにあるんだなあ、と思うんですよね。
広島県神石高原町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 比婆道後帝釈
- 星居山
自然公園
山