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この場所の物語
養殖池の水面に、金魚がひらひらと泳いでいる。そのふだんの光景が、じつはこの土地の百年以上の仕事の積み重ねなんですよね。江戸時代の金魚商人から明治の金魚田開発まで、水とともに暮らしてきた弥富の人たちが、広大な養殖池をいまも丁寧に守っている。
木曽川の下流に広がる海抜ゼロメートルの低湿地で、水田と養殖池が混在するこの地形は、すこし歩くだけで「ここは水の上に乗っているんだ」と気づかせてくれます。弥富駅ではJR・名鉄・近鉄の三路線が交わり、名古屋へのアクセスもよく、ふだんの買い物はイオンタウン弥富やウィングプラザ パディーで足りてしまう。暮らしの輪郭が、思ったよりずっとくっきりしているんです。
弥富野鳥園では二百種を超える野鳥が観察できて、散歩の延長でじっと野鳥を眺める時間が生まれます。弥富市歴史民俗資料館では金魚約二十種類が水槽で泳ぎ、ハクブンチョウの来歴も知ることができる。金魚と文鳥という、どこか愛らしい生き物を特産品に持つ土地は、全国を見渡してもそうそうないんだなあと、ここに来るとしみじみ思います。
愛知県弥富市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 服部家住宅(愛知県海部郡弥富町)
- 服部家住宅(愛知県海部郡弥富町)
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- 弥富
- 弥富
- 近鉄弥富
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