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この場所の物語
水の底に眠るような低地に、レンコン畑がずっと続いているんですよね。木曽川と長良川にはさまれたこの土地は、海抜ゼロメートルの沖積層で、土がやわらかく、肥えていて、掘れば掘るほど何かが出てくる感じがある。
船頭平閘門という明治の石積みの閘門が、いまも木曽川と長良川をつないでいて、ふだん通り過ぎてしまいそうな河川敷に、ちゃんと歴史の重さが置いてある。勝幡城址のあたりを歩くと、織田信長の生誕地説が残る土地だということを、ふとだれかに話したくなるんです。
永和駅のそばには尾張温泉があって、農作業のあとの湯、という空気がそのままある。蓮見の会の季節に森川花はす田へ行くと、蓮の葉が水面をびっしり覆っていて、あの静けさはほかでなかなか見られないものだと思う。砂糖漬レンコンや地酒が土産棚に並ぶ姿も、この土地の産物がそのまま形になっているようで、いいなあと感じるんです。
愛知県愛西市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 船頭平閘門
- 藤浪
- 勝幡
- 佐屋
- 日比野
- 永和
- 渕高
- 町方
文化財
駅