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この場所の物語
岡田の路地を歩くと、知多木綿の問屋だった建物が、今もそのまま街角に立っているんですよね。旧中七木綿本店の長屋門や主屋が、ふだんの暮らしの中にすっとある、そのぐあいが、この土地のおもしろいところだと思うんです。
知多蒸溜所からつくられるウイスキーがここで生まれていると知ると、丘陵と海のあいだに工場と集落が重なるこの地形が、すこし違って見えてくる。朝倉駅の特急に乗れば名古屋へもすぐで、けれど降り立った先には1902年から現役の洋風木造の郵便局があって、そのギャップが、なんともいいんです。
知多市歴史民俗博物館には漁撈具が収蔵されていて、木綿と漁業とウイスキー蒸留が同じ半島の北西部でつながっているんだなあ、と、ゆっくり考えたくなる。牟山神社に奉納される朝倉の梯子獅子は、毎年10月の第1日曜日に行われていて、そういう祭りがいまも続いているまちで、PCを開いたり散歩したりしながら過ごす日々は、なんとなく地に足がついている感じがするんです。
愛知県知多市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 朝倉
- 新舞子
- 寺本
- 古見
- 長浦
- 日長
駅