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この場所の物語
植木や苗木がそこかしこに根を張る濃尾平野の真ん中で、稲沢という土地はふだんの暮らしと古い時間をそのまま並べて置いているんですよね。国府宮のはだか祭は、古代の尾張国府がそのまま現代に続いているような手触りで、祭の日でなくても境内に立つと、なんとなく土地の厚みを感じるんです。
名鉄の国府宮駅から名古屋へはすっと出られて、帰ってくれば銀杏の木が道沿いに続いている、そういうぐあいの街で、PC を開く場所と散歩する場所がきれいに同じ半径の中に収まっているんですよ。祖父江砂丘は河畔にできた珍しい地形で、そのそばでサンドフェスタが開かれると聞くと、この土地の人たちが足元の景色をちゃんと楽しんでいるのがわかって、いいなあと思います。
荻須記念美術館には、パリに暮らし続けた画家・荻須高徳の復元アトリエがそのまま展示されていて、稲沢から遠くへ出た人の仕事が、稲沢の建物の中に静かに戻ってきているんです。ここから来た人がパリで描いた絵を、ここに来た人が眺める、そのすこし不思議な往復が、この土地の奥行きをそっと示してくれているような気がします。
愛知県稲沢市に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 尾張国分寺跡
- 性海寺本堂及び宝塔
- 性海寺多宝塔
- 万徳寺多宝塔
- 万徳寺鎮守堂
- 長光寺地蔵堂
- 尾張大国霊神社拝殿
- 尾張大国霊神社楼門
- 性海寺本堂及び宝塔
- 国府宮
- 稲沢
- 清洲
- 大里
- 森上
- 奥田
- 六輪
- 山崎
- 上丸渕
- 丸渕
美術館
文化財
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