ワイン・ビール
山梨県 甲州市
山梨のぶどう酒
さちとあじ · FOOD & DRINK
扇状地の棚で育てた甲州種などを醸す。酒類GIに指定され、産地の表示が守られている。
この場所の物語
甲府の町に、若い僧と商人がいたところから始まります。僧のほうは若いころ横浜で、外国の人が葡萄酒を飲む姿を見ています。甲府へ帰って、自分でも造りはじめたんですよ。明治のはじめ、清酒の醸し方を応用したのだと言われます。1873年には、横浜の外国人居留地の酒屋から空き瓶を安く仕入れています。
その瓶に栓をして、蝋で口を固めていったのだそうです。翌年の記録には、白が860リットルほど、赤が1800リットルほど残っています。赤は山葡萄から、白は勝沼の葡萄から造ったといいます。甲州という品種の皮は、薄い紫の色をしているんですよ。それなのに、搾って醸すと色がほとんど出ません。
出来上がってくるのは、白いほうのぶどう酒になります。日本の葡萄で日本の酒を造る、という考えがここから始まりました。作った2人のうち1人は、生没年も分かっていないそうです。始めた人の名前の残り方が、ずいぶん違っていることになります。それでも、この土地の造りのほうは、いまも残っているんですよ。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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