鍋・汁
山梨県 丹波山村
いのぶた鍋
さちとあじ · FOOD & DRINK
猪と豚をかけ合わせた肉を味噌で煮る。山あいの冬の鍋。
この場所の物語
掛け合わせた獣が、家の鍋に入っています。山梨は、面積の8割ほどが森林です。なかでも笛吹川の上流にある三富の地域は狩猟が盛んで、猪をよく食べてきました。戦後、そこで、雄の猪と雌の豚をかけ合わせた、いのぶたの飼育が奨励されます。
この肉には獣の臭みが無く、さっぱりしていて、脂に甘みとこくがあります。豚肉より柔らかく、赤身の風味が強いんですよ。たんぱく質は豚肉より2割ほど多く、脂は少ないのだそうです。
鍋は、胡麻味噌の汁を煮立たせて、そこへ肉を入れて火を通します。あとは白菜、牛蒡、長葱、人参、えのき、しめじ、春菊を加えて、煮ながら食べる。仕上げに七味を振っていただきます。旬は12月から2月にかけての冬です。山梨の食のうち、次へ渡すものとして選ばれた47品に入っています。山の獣と、家で飼う獣とを、わざと掛け合わせた肉です。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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