麺
広島県 尾道市
尾道ラーメン
さちとあじ · FOOD & DRINK
醤油のスープに背脂を浮かせ、平打ちの麺を合わせる。商店街の周りに店が続く。
この場所の物語
澄んでいるのに、濃いんですよ。始まりには、2つの説があるそうです。1928年ごろ、中国の福建から来た張という人が、青竹で麺を打って露店で売り歩きました。これが支那そばとして現れたのが始まりだ、という話になります。もう1つは、戦後の1947年、台湾から来た朱阿俊が屋台で出した中華そばに始まる、という話です。
朱はのちに店を構えて、朱華園の看板を掲げました。醤油味のスープに平打ちの麺、上に豚の背脂のミンチをのせて、中華そばとして出したそうです。いまの形になったのは1955年から1965年にかけてのことです。鶏がらに、瀬戸内の魚介を合わせた澄んだスープになります。そこへ、背脂を惜しみなく散らしていくんですよ。
見た目はこれだけ澄んでいるのに、口に入れるとしっかり濃い。麺は平打ちで、あの汁をよく持ち上げてくるんですよ。2019年の6月、あの朱華園は店を閉じました。味のほうは、そこで修業した人が引き継いでいるそうです。商店街の周りには、いまも店が続いています。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
※上記リンク経由のご予約はAURAの運営を支えます(料金は変わりません)
まわりを読む