肉料理
兵庫県 神戸市
神戸牛
さちとあじ · FOOD & DRINK
厳しい格付けを通った但馬牛を鉄板焼きやすき焼きにする。市街に専門の店が並ぶ。
この場所の物語
重すぎる牛は、この名前で出せないんですよ。名乗るための条件が、こまかく決めてあります。まず、兵庫の県有の種雄牛だけを代々かけ合わせた但馬牛を、素牛とすること。繁殖から出荷まで、協議会に登録した生産者が県内で飼うこと。生後28か月から60か月までの、子を産んでいない雌牛か去勢牛であること。
脂肪交雑の値は6以上で、歩留の等級はAかBの4等級以上と決まっています。枝肉の重さは、雌が270キロから499.9キロまで、去勢が300キロから499.9キロまでです。上限のほうにも、はっきり線が引いてあります。ふつう、この手の基準は下限だけを決めるものなんですよね。
多いほうがいい、という前提があるからです。ところが、ここでは重すぎても名乗れません。神戸の市街には、鉄板焼きやすき焼きの専門の店が並んでいます。厚い肉を待っているあいだに、この決まりのほうを読んでいました。肉の話というより、範囲を決める話だったなあ、と思います。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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