麺
愛媛県 松山市
五色そうめん
さちとあじ · FOOD & DRINK
抹茶や梅で色を付けた麺を束ねて売る。茹でると色が透け、器の中で分かれる。
この場所の物語
娘が下駄を見た日から、色が付きました。享保7年、八代目の長門屋市左衛門の娘が、椿神社へ参ったとき、下駄に美しい五色の糸が絡みついているのを見たそうです。そうめんに五色の色をつけてみては、と父に勧めたのが、きっかけだったと伝わります。
そもそもの始まりは、寛永12年でした。藩主の松平定行が国替えになったのに従って、伊勢の桑名から長門屋市兵衛という人が移り住みます。愛媛県の松山でそうめんを作りはじめて、そこから380年あまり続いているんですよ。
その色麺は、八代将軍の徳川吉宗から、格別上品至極と賞されました。朝廷からも、美麗五色は唐糸の如く美し、という綸旨を賜ったそうです。いまも梅肉や抹茶を練り込んで色を出し、手延べで作り続けています。旬は6月から8月にかけてになります。色が付いても、細さと歯ざわりのほうは変わりません。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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