一次産業/産地の仕事
和歌山県 湯浅町湯浅
湯浅 醤油醸造の町並み
Yuasa Soy Sauce Brewing Town
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
仕込蔵と麹室が路地に面し、格子の町家と醤油の香りが残る通りを短時間で歩き回れる。
この場所の物語
路地に入ると、匂いのほうで蔵の位置が分かるんですよ。湯浅町は醤油の醸造で知られてきた海沿いの町で、仕込蔵と麹室が路地に面してそのまま建っています。格子の町家のあいだから醤油の匂いが出てきますし、2006年の12月に重要伝統的建造物群保存地区へ選ばれました。
保存地区そのものは、それほど広くないんですよね。路地を1本ずつ折れても1時間ほどで歩き回れますし、麹室は温度と湿度を保つために窓が小さくしてあります。外から見ると壁の厚い閉じた建物として現れて、和歌山市までは車で40分ほど、醤油と柑橘の仕事があるんですよ。
海と山の両方が近い場所に、この町はのっています。匂いの強さは仕込みの時期によって変わることになるので、同じ路地でも季節が違えば別の場所のように感じます。醸造の町は建物より先に空気のほうが変わるので、歩く順序を決めるのに地図より鼻が役に立つんですよね。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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