産地の仕事/通勤圏の勤め
和歌山県 海南市黒江
黒江 漆器の町
Kuroe Lacquerware Lanes
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
家々が斜めに並ぶのこぎり歯状の路地に紀州漆器の店と工房が残り、資料館で蒔絵を試せる。
この場所の物語
家が道に対して斜めに並んでいる、のこぎりの歯のような通り。黒江の路地では家の正面が道と直角にはならず、どの家も少しずつ斜めに向いて建っているんですよ。上から見るとのこぎりの歯のような形に並んで見えて、敷地を斜めに切ることで間口を多く取ったからだと言われています。
道の側から見ると、壁が段になって続いていくんですよね。紀州漆器の町として工房と店がいまも残っていて、うるわし館では蒔絵の体験も用意されているんですよ。町歩きの地図もそこで配られていて、海南駅が近く、和歌山市へは20分ほどで出られます。
漆器の工房の物件が、ときどき出ることもあるそうです。斜めに並ぶ家の前には三角の隙間ができることになり、そこに鉢が置かれたり荷が積まれたりしているんですよ。土地が足りないときの工夫はたいてい形のほうに出るので、不便を承知で選んだ形があとから町の顔になっていきます。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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