産地の仕事
三重県 鈴鹿市白子・寺家
伊勢型紙の工房
Ise Katagami Stencil Workshops
まちとなりわい · TOWNS & TRADES
柿渋で貼り合わせた和紙を小刀で彫る型紙の産地で、資料館と工房で彫りを見られる。
この場所の物語
紙を柿渋で貼り合わせておいて、それを小刀で彫って型を作るという仕事なんですよ。伊勢型紙はそうやって作られる型で、布を染めるための道具になっています。柿渋を塗って重ねた紙は水にも湿気にも強くなるので、何度も染めに使っても形が崩れません。
彫りは細かい模様になるほど根気の要る作業になっていき、点や縞を一つずつ抜いていくための技法のほうも、いくつかに分かれて伝えられています。鈴鹿市の白子と寺家のあたりに工房が集まっていて、資料館ではその彫りの様子を実際に見ることができます。近鉄で名古屋市まで50分ほど、自動車に関わる勤め先が多く、日常の移動は車が中心になるんですよね。
型紙というのは、染める人のための道具になります。売れるのは布のほうなので、型を彫る人の名前は表に出にくいのですが、模様の細かさのほうはこの段階でもう決まるんですよ。着物の柄を見て感心するとき、見ているのは彫った人の手のほうだということになります。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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