揚げ物
三重県 津市
津ぎょうざ
さちとあじ · FOOD & DRINK
直径十五センチの皮で包んで揚げる大きな餃子。学校給食から町へ出ていった。
この場所の物語
給食が、学校の外へ歩いて出ていきました。直径15センチの皮で包んで、低い温度の油でじっくり揚げます。1つで、ふつうの餃子の3個ぶんほどになるんですよ。これを考えたのは、津市の教育委員会にいた栄養士たちでした。1985年ごろ、給食の献立として作られたものです。
決めた条件は、3つあったそうです。一品で栄養が足りること、給食室で手作りできること、それに、子どもが見てわくわくすること。小さいものをたくさん包むより、大きいものを1つ包むほうが手間も減ります。つまり、理屈から組み立てられた献立だったわけです。ところが、それがいちばん子どもに喜ばれたんですよ。
2008年の津まつりで、有志がこれを売ってみました。すると、2日で400個が売り切れたのだそうです。市内の店に声をかけたら、20軒ほどが応じてくれました。その年の11月から、店でも出るようになります。作りやすさから決めた形が、そのまま名物になっていったわけです。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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