2026年10月
2件
祭事
近畿
灘
10月14日〜10月15日
灘のけんか祭り
兵庫県姫路市白浜町(松原八幡神社)
神輿を、ぶつけて、壊す。
兵庫・姫路の灘地区。けんか祭り。三基の神輿を、力の限り、ぶつけ合う。
なぜ壊すのか。
激しくぶつけ、傷つくほど、神が喜ぶ。そう信じられてきた。荒々しさが、そのまま祈りなのだ。
白い締め込み姿の男たちが、神輿を担ぐ。
祭事
近畿
熊
10月15日〜10月16日
熊野速玉大社例大祭・御船祭
和歌山県新宮市新宮1番地(熊野速玉大社・熊野川)
川の参詣道、という言い方がある。熊野川のことだ。
十月十六日、和歌山県新宮市。熊野速玉大社の神が、神輿で川原へ下りる。そこから先は、船。朱塗りの神幸船が、中洲の御船島をめざす。
その前を、九隻の早船が競う。地区ごとに漕ぎ手を出し、一年を漕ぎ
2027年1月
2件
祭事
近畿
西
1月9日〜1月11日
西宮十日えびす
兵庫県西宮市社家町1-17(西宮神社)
走って、一番福を、つかむ。
兵庫・西宮。全国に三千社あるえびす神社の総本社。一月十日、十日えびす。商売繁盛の神を祀る。
有名なのは、十日の早朝。「開門神事福男選び」。
午前六時。表大門が開く。待ち構えていた数千人が、いっせいに走り出す。本殿
祭事
近畿
灘
1月20日〜2月28日
灘の酒蔵開き
海と山の、あいだの細い帯。
神戸、灘五郷。日本最大の酒どころ。全国の酒の、四分の一をつくる。六甲おろしの寒風と、宮水と呼ばれる硬水。酒づくりに必要なものが、この狭い土地に、たまたま揃った。
冬、新酒の季節。各蔵が、順番に蔵を開ける。搾りたて
いつでも
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近畿
鳥
毎年8月第2土曜
鳥取・しゃんしゃん祭
鳥取市中心市街地
しゃんしゃん、という音がする。
それが名前の由来だ。鈴の音。傘についた鈴の音が、鳥取の夜に響く。
8月の第2土曜、中心街に踊り手が集まる。傘を持ち、腰を振り、鈴を鳴らす。数千人が一斉に。その音の波が、通りを満たす。
見ているだけで体が
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近畿
伊
通年(舟屋日和などのイベントは季節限定)
伊根・舟屋の里
京都府与謝郡伊根町
家の一階が、船の車庫になっている。
京都・伊根町。丹後半島の先端、伊根湾に面した漁村。約230棟の舟屋が湾を囲んでいる。
舟屋は、一階が海に面したガレージだ。そこに船を入れる。二階が住居。海と、生活が直結している。
こういう集落は、世
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近畿
な
2026年8月中旬(例年8月上旬〜中旬)
なにわ淀川花火大会
大阪府大阪市(淀川河川敷・新淀川大橋周辺)
市民が、つくった花火。
平成元年、まちの人の手で始まった。行政主導ではない。淀川をはさんだ大阪の人びとが、自分たちの夏のために立ち上げた花火大会。
約束の、ビルの谷間。高層ビルを背景に、花火がひらく。都会のまんなかで見上げる、これが大阪
祭事
近畿
姫
2026年7月下旬(例年7月)
姫路みなと祭海上花火大会
兵庫県姫路市(姫路港飾磨地区)
白鷺城のまちの、海の花火。
世界遺産・姫路城をいただく港町。その海辺で、夏の花火が上がる。瀬戸内の、おだやかな海が舞台。
海上花火。水面から打ち上がる花火が、海と空の両方にひらく。スターマインが、港の夜を彩る。
昼は城を、夜は花火を。
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近畿
白
2026年8月10日(例年8月10日前後)
白浜花火大会
和歌山県西牟婁郡白浜町(白良浜海岸)
白い砂浜で、花火を待つ。
南紀白浜。日本でも指折りの、白い砂のビーチ。海水浴の帰り、そのまま浜に座って花火を見る。
昼は海、夜は花火。リゾートの一日が、火で締めくくられる。海面に映る光。波打ちぎわまで、人がならぶ。
温泉もある。海もあ
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宮
2026年8月16日(例年8月16日)
宮津・燈籠流し花火大会
京都府宮津市(宮津湾・島崎公園周辺)
灯籠と花火が、海でかさなる。
天橋立で知られる宮津湾。お盆の終わり、精霊を送る灯籠が海に流される。その上で、花火が上がる。
万灯籠。一万の灯が、ゆっくりと海をただよう。死者をあの世へ送る、やわらかな火。
空には花火。海には灯籠。生者と
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近畿
阿
2026年8月中旬(阿波おどり前夜・例年8月)
阿波おどり前夜祭花火大会
徳島県徳島市(新町川・吉野川河畔)
踊る阿呆の、前夜。
「踊る阿呆に見る阿呆」。日本一の盆踊り、阿波おどり。その熱狂のはじまりを、花火が告げる。
吉野川のほとりで、夏の夜空がひらく。明日からの四日間、徳島はまちごと踊りの渦になる。
太鼓と、三味線と、鉦の音。踊りの血が、
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高
2026年8月中旬(例年8月)
高松まつり花火大会
香川県高松市(サンポート高松・高松港)
瀬戸の海に、花火がひらく。
讃岐・高松。瀬戸内海をのぞむ港町。「さぬき高松まつり」の締めくくりが、この海上花火。
サンポートの港から、約八千発。おだやかな瀬戸内の海に、光が映る。島影が、シルエットになる。
うどんのまちの、夏祭り。昼は
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時
毎年10月22日(雨天順延)
時代祭
京都府京都市 京都御所〜平安神宮
京都、10月22日。
千年の都が、自分の歴史を歩いて見せる日。
明治維新から平安遷都まで。
時代をさかのぼる順に、約2,000人の行列が京都御所を出て、平安神宮へ。
維新勤王隊の笛と太鼓、織田信長の騎馬、静御前、清少納言。
衣裳も祭具も、
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鞍
毎年10月22日
鞍馬の火祭
京都府京都市左京区鞍馬 由岐神社周辺
10月22日、夜。
京都の北、鞍馬の山あいが、火で埋まる。
「サイレヤ、サイレヨウ」の掛け声。
子どもの手松明から、大人がかつぐ大松明まで。
重さ100キロを超える火の柱が、細い街道を練り歩く。
由岐神社の例祭。
はじまりは平安の昔。
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若
毎年1月第4土曜(荒天順延)
若草山焼き
奈良県奈良市 若草山・奈良公園一帯
山が、燃える夜。
奈良、若草山焼き。
1月の第4土曜。
夕暮れ、春日大社の御神火が松明の行列で運ばれる。
花火が上がり、合図とともに、山肌へ一斉に点火。
標高342メートルの芝の山が、まるごと火になる。
由来には諸説ある。
東大寺と興福
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近畿
も
旧暦3月3日(例年4月上旬〜中旬、年により前後します)
もちがせの流しびな
鳥取県鳥取市用瀬町用瀬(千代川河畔・流しびなの館周辺)
雛人形は、もともと流すものだった。
鳥取市用瀬町。千代川のほとりの小さな町に、その原型が残っている。もちがせの流しびな。旧暦の三月三日、男女一対の紙びなを桟俵に乗せ、桃の小枝と菱餅を添えて、川へ流す。
子どもの災厄を、人形に移して水に託す。
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お
毎年3月2日
お水送り
福井県小浜市神宮寺30-4 神宮寺・鵜の瀬
奈良のお水取りには、送り主がいます。
毎年3月2日、福井県小浜市。
若狭の神宮寺で汲まれた「お香水」が、
夜、約2キロ先の鵜の瀬という淵まで運ばれ、
遠敷川に注がれます。これが、お水送り。
その水は川を下り、地下を潜って、
10日かけて
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引
2月下旬〜3月3日
引田ひなまつり
香川県東かがわ市引田 引田の古い町並み一帯
ひな人形が、町ぜんぶに散らばっています。
香川県の東の端、東かがわ市引田。
醤油蔵と古い商家の残る町並みで、
2月の末から3月3日まで、約60軒の家が
いっせいに、ひな人形を飾ります。
この町には「引田飾り」という独特の流儀があります。
祭事
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率
毎年6月17日(16〜18日)
率川神社 三枝祭(ゆりまつり)
奈良県奈良市本子守町18 率川神社
この祭りの花は、電車でやってきます。
毎年6月16日の朝、三輪山のふもとで摘まれた
笹百合、およそ500本。
駕籠に載せられ、JRの列車で三輪駅から奈良駅へ。
駅前で花車に移されて、
ささゆり音頭の踊りとともに、
三条通りを率川神社まで運
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近畿
ひ
9月第2日曜
ひょうげ祭り
香川県高松市香川町浅野 浅野地区〜新池
刀は里芋の茎、鍔はかぼちゃ。
まげはシュロの皮で、裃は飼料袋です。
毎年9月の第2日曜、高松市香川町の浅野地区。
ひょうげ祭りです。
「ひょうげる」は讃岐の言葉で、おどけること。
派手な化粧をした供侍たちが、
農作物と日用品で作った祭具一
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尾
例年2月1日〜5日
尾鷲ヤーヤ祭り
三重県尾鷲市北浦町 尾鷲神社周辺
「ヤーヤ、ヤーヤ」
2月の夜、白装束の男たちがぶつかり合う。
尾鷲神社の例祭、通称ヤーヤ祭り。
押し合いのあとは、真冬の海へ。垢離掻きという禊。
海から上がった男たちの体から、湯気が立つ。
祭りは日を追って熱を上げ、最終日の宮上りで頂点に達
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西
例年2月第3土曜
西大寺会陽(はだか祭り)
岡山県岡山市東区西大寺中3-8-8 西大寺観音院
裸の男たちが、一本の木を奪い合う。
西大寺会陽。日本三大奇祭に数えられる、裸祭りの代名詞。
まわし姿の数千人が、真冬の夜、本堂に押し寄せる。
深夜、灯りが消える。
闇の中へ、宝木(しんぎ)が投げ込まれる。
掴んだ者が、福男。
500年以上、
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阿
例年2月下旬〜4月上旬
阿波勝浦<元祖>ビッグひな祭り
徳島県勝浦郡勝浦町生名月ノ瀬35-1 人形文化交流館
家で飾らなくなった雛人形が、全国から集まってくる。
徳島県勝浦町。人形文化交流館の中央に、百段のピラミッド型ひな壇がそびえる。周りにも大小三百段。あわせて三万体。平成元年から続いていて、「元祖」と名乗る。千葉の勝浦市にも同名の祭りがあり、