祭事
兵庫県姫路市白浜町(松原八幡神社)
灘のけんか祭り
Nada Fighting Festival
祭事 · Festival
神輿を、ぶつけて、壊す。
兵庫・姫路の灘地区。けんか祭り。三基の神輿を、力の限り、ぶつけ合う。
なぜ壊すのか。
激しくぶつけ、傷つくほど、神が喜ぶ。そう信じられてきた。荒々しさが、そのまま祈りなのだ。
白い締め込み姿の男たちが、神輿を担ぐ。何百人もが、ひとつの塊になって、押し合う。声が、地鳴りのように響く。
もう一方の見どころは、豪華な屋台「練り番」。金箔と錦で飾られた七台が、高く差し上げられ、練り合う。
起源は諸説あるが、数百年の歴史を持つとされる。
壊れた神輿は、また新しくつくる。壊すこと自体が、神事になっている。
荒さのなかに、敬虔がある。
兵庫県指定無形民俗文化財。