祭事
奈良県奈良市本子守町18 率川神社
率川神社 三枝祭(ゆりまつり)
Saikusa Lily Festival
祭事 · Festival
この祭りの花は、電車でやってきます。
毎年6月16日の朝、三輪山のふもとで摘まれた
笹百合、およそ500本。
駕籠に載せられ、JRの列車で三輪駅から奈良駅へ。
駅前で花車に移されて、
ささゆり音頭の踊りとともに、
三条通りを率川神社まで運ばれていきます。
翌17日が本祭、三枝祭。
三枝(さいくさ)とは、百合の古い名前です。
奈良市で最古、593年創祀の率川神社の例祭で、
起源は大宝律令(701年)に定められた国家の祭祀。
疫病を鎮めるための、日本最古級の祭りです。
なぜ百合か。
祭神の媛蹈韛五十鈴姫命——初代天皇の皇后は、
笹百合の咲く三輪山のふもとに住んでいた。
その姫神に喜んでいただくために、
白酒と黒酒の酒樽を笹百合で飾り、
巫女が百合を手に「うま酒みわの舞」を舞います。
千三百年前の疫病対策が、
花と酒と舞のかたちで残っている。
梅雨の奈良の、いちばん優美な二日間です。
近鉄奈良駅から歩いて5分。
ONSEN
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