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この場所の物語
出羽山地と奥羽山脈のあいだに、ひっそりと町がある。加無山県立自然公園の原生林には、クマタカやイヌワシが棲んでいて、人よりも木の方がずっと古くからここにいるんですよね。真室川駅は1904年の開業で、奥羽本線のなかでも古株の駅のひとつ、ということになります。
たらの芽やうるいといった山菜が食卓にのぼり、原木なめこや伝承野菜が、ふだんの買い物のなかにごく自然に混じっている。漆器がくらしの道具として手元にある、という感覚も、この土地ならではのものだと思います。リモートワークの合間に、そういうものに触れながら過ごす一日は、すこし、ちがって見えてくるんじゃないかなあ。
真室川音頭全国大会や番楽フェスティバルが、毎年この町で開かれていて、民謡や伝統芸能がいまも生きた行事として続いているのがいいんですよ。修験道の歴史が息づく山々を眺めながら、巨木の森コンサートの音を聴く、そういう夜のことを想像すると、遠くから来た人にとっても、ここにしかない一夜になるんだと思います。
山形県真室川町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 栗駒
- 丁岳
- 男加無山
- 甑山
- 真室川
- 及位
- 大滝
- 釜淵
自然公園
山
駅