2件の予定
奥能登のあえのこと
見えない神を、家に招く。 奥能登の農家に伝わる「あえのこと」。 十二月。一年の収穫を終えた日。主が正装し、田へ向かう。そこにいる「田の神」を、自宅へ迎える。 神は、見えない。 それ…
見えない神を、家に招く。
奥能登の農家に伝わる「あえのこと」。
十二月。一年の収穫を終えた日。主が正装し、田へ向かう。そこにいる「田の神」を、自宅へ迎える。
神は、見えない。
それでも主は、客がいるかのように語りかける。どうぞ、こちらへ。風呂を召し上がれ。膳をどうぞ。ゆっくり、お休みください。
見えない相手に、ここまで丁寧になれる。それが、この土地の心だ。
二月、また田へ送り出す。
豪華な山車はない。群衆もいない。一軒の家のなかで、人と神が、静かに向き合うだけ。
2024年、能登は大きく揺れた。家を失った人もいる。
それでも、田の神を迎える暮らしを、人は手放さない。
ユネスコ無形文化遺産。
輪島塗・沈金体験
地震の後も、輪島の職人は漆を塗り続けている。 石川・輪島。能登半島の先端、輪島塗の産地。2024年1月の能登半島地震で、大きな被害を受けた。 輪島塗は、124工程以上の工程があ…
地震の後も、輪島の職人は漆を塗り続けている。
石川・輪島。能登半島の先端、輪島塗の産地。2024年1月の能登半島地震で、大きな被害を受けた。
輪島塗は、124工程以上の工程がある漆器だ。何ヶ月もかけて、層を積み重ねる。その上に、沈金や蒔絵で絵を描く。
沈金体験では、漆塗りの板に鏨で模様を彫り、金を刷り込む。漆の黒に、金が浮かぶ。
地震で多くの工房が被害を受けた。でも、輪島を離れなかった職人がいる。仮設の工房で作り続けている人がいる。
今、輪島に行くことは、復興への参加だ。
体験料が、職人を支える。
能登の漆が生き続けるために、来てほしい。
壊れた街で、美しいものを作り続ける人たちがいる。
漆を塗り重ねるように、輪島には積み重なった時間があるんですよね。輪島塗の工房が街なかにふつうにあって、職人の手が動いている横を、朝市へ向かう人たちが通り過ぎていく。そういうふだんの光景が、平安のころからずっと続いてきた、ということが、すこしふしぎでいいなあと思うんです。
石川県輪島漆芸美術館で体験メニューをやってみると、漆という素材が、ただの工芸品の話じゃなくて、この土地の地面と海と山からできているものだ、というのがじんわりわかってくる。總持寺祖院の茅葺きの本堂を前にすると、1321年から積み上がってきた空気の厚みが、建物ごしにちゃんと伝わってくるんです。
能登半島の北西端に位置していて、日本海に長く開いた海岸線と、内陸の雪深い山地とが、すぐそこに並んでいる。舳倉島をはじめとする漁港が点在していて、輪島港に水揚げされる加能ガニや輪島ふぐは、ここで暮らすことの豊かさをそのまま食卓に乗せてくれる。大川浜の砂丘沿いをぼんやり歩いたり、ねぶた温泉で湯につかったりする時間が、じつは旅のいちばん芯に残るんですよね。
石川県輪島市に泊まる
この地に重なるもの
- 輪島市黒島地区
- 上時国氏庭園
- 時国氏庭園
- 白米の千枚田
- 總持寺祖院
- 時国家住宅(石川県輪島市町野町)
- 總持寺祖院
- 上時国家住宅(石川県輪島市町野町)
- 總持寺祖院
- 總持寺祖院
- 總持寺祖院
- 總持寺祖院
- 總持寺祖院
- 總持寺祖院
- 上時国家住宅(石川県輪島市町野町)
- 上時国家住宅(石川県輪島市町野町)
- 旧角海家住宅
- 旧角海家住宅
- 旧角海家住宅
- 旧角海家住宅
- 旧角海家住宅
- 總持寺祖院
- 總持寺祖院
- 總持寺祖院
- 總持寺祖院
- 總持寺祖院
- 總持寺祖院
- 總持寺祖院
- 總持寺祖院
- 能登半島
- ねぶた温泉
- 輪島温泉
- 鉢伏山
- 舳倉島
- 名舟
- 光浦
- 剣地
- 大沢
- 會々木
- 深見
- 皆月
- 赤神
- 鵜入
- 鹿磯
- 黒島