2件の予定
飛騨・古川祭
夜明け前の3時に、太鼓が鳴り始める。 岐阜・古川。白壁の土蔵が続く、飛騨の静かな町。その町が、4月の19日と20日だけ、激しくなる。 起し太鼓。上半身裸の男たちが大太鼓に乗り、…
夜明け前の3時に、太鼓が鳴り始める。
岐阜・古川。白壁の土蔵が続く、飛騨の静かな町。その町が、4月の19日と20日だけ、激しくなる。
起し太鼓。上半身裸の男たちが大太鼓に乗り、町中を回って町民を起こしてまわる。4月の飛騨の夜は冷える。それでも裸だ。叩き続ける。
町が、揺れる音。
夜明けとともに、今度は山車が出る。精巧なからくり人形が、観客を驚かせる。静から動へ。荒々しさから、精密さへ。
高山祭の双璧と言われる。でも高山は雅だ。古川は、荒い。その違いが、この祭りの個性だ。
国の重要無形民俗文化財。でも指定書より、あの夜の音の方が、ずっとリアルだ。
古川の春は、叩き起こされる。
飛騨古川 職人のまち滞在
鯉が泳ぐ町で、木と向き合う。 岐阜・飛騨古川。白壁の土蔵が並び、瀬戸川には、何百匹もの鯉が泳ぐ。静かで、品のいい町だ。 ここは、職人の町でもある。「飛騨の匠」と呼ばれる、木工の技。…
鯉が泳ぐ町で、木と向き合う。
岐阜・飛騨古川。白壁の土蔵が並び、瀬戸川には、何百匹もの鯉が泳ぐ。静かで、品のいい町だ。
ここは、職人の町でもある。「飛騨の匠」と呼ばれる、木工の技。その伝統が、今も息づいている。
組子細工。釘を一本も使わず、木を組むだけで、緻密な幾何学模様をつくる。木工。家具づくり。手で、木を扱う技が、町じゅうにある。
滞在プログラムでは、その技を、体験できる。職人の手元を、間近で見る。自分の手で、木に触れる。
機械なら、一瞬でできることを、職人は、時間をかけて手で行う。なぜか。そのほうが、美しいものができるから。
効率の対極にある、手仕事の世界。
ゆっくり流れる時間のなかで、ものをつくる喜びを知る。
岐阜・飛騨古川の職人体験プログラム。
釘を一本も使わずに建てられた建物が、この町にはあるんです。飛騨の匠文化館で実際に手で触れると、木と木が組み合わさって支え合っている、そのぐあいがじんわりと伝わってくる。
山林が面積の大半を占める岐阜県最北端の飛騨市は、豪雪地帯の静けさの中に、古川祭の屋台や三寺まいりといった祭事が、ふだんの暮らしのすぐそばに根を張っていて、それがなんだかいいんですよね。飛騨古川駅を中心に、図書館や文化施設が木のぬくもりを持って集まっているから、ここに拠点を置いて日々を送ることを、わりと自然に想像できる。
そして、地下深くにスーパーカミオカンデがあるという事実。旧神岡鉱山の坑道の中で、宇宙の素粒子をとらえている、あの静けさと、一位一刀彫や飛騨和ろうそくという手仕事の静けさが、この土地では不思議なほど同じ温度で並んでいる。どこから来た人でも、この重なりにすこし立ち止まるんじゃないかなあ。
岐阜県飛騨市に泊まる
この地に重なるもの
- 姉小路氏城跡 古川城跡 小島城跡 野口城跡 向小島城跡 小鷹利城跡
- 江馬氏城館跡 下館跡 高原諏訪城跡 傘松城跡 土城跡 寺林城跡 政元城跡 洞城跡 石神城跡
- 薬師堂
- 中部山岳
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- 御前岳
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- 飛騨細江
- 坂上
- 打保
- 杉原