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この場所の物語
醸造蔵の木の壁から、ほんのりと麹の匂いがしみ出してくるような町なんですよね。利根川の南岸、水田がひろがる平らな土地に、元禄創業の鍋店こうざき東蔵や延宝年間から続く寺田本家の蔵が、ごく自然に建ち並んでいる。
発酵の里こうざき酒蔵まつりの日でなくても、道の駅発酵の里こうざきに立ち寄れば、地酒・味噌・醤油のずらりと並ぶ棚が出迎えてくれて、ふだんの買い物のついでに、江戸時代からの水運宿場町の記憶をすこし手にとれる感じがあります。
下総神崎駅の小さなホールで一息つきながら、神崎神社へ歩いていくと、「ナンジャモンジャ」の名で呼ばれる大クスが、境内の奥にどっしりと立っていて、樹齢のわからないその太さに、ちょっと言葉を失うんですよ。醸造と農と、古い木の根と、そういうものが同じ地面の上に重なっている、そういう土地です。
千葉県神崎町に泊まる
この場所の中身
この地に重なるもの
- 神崎の大クス
- 下総神崎
文化財
駅