千葉県 勝浦市
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勝浦朝市
千葉県房総半島の漁師町・勝浦で、毎朝市が開かれる。 起源は1591年(天正19年)。勝浦城主・植村土佐守泰忠が、農民と漁師が農産物と海産物を物々交換する場として開設したのが始まり…
千葉県房総半島の漁師町・勝浦で、毎朝市が開かれる。
起源は1591年(天正19年)。勝浦城主・植村土佐守泰忠が、農民と漁師が農産物と海産物を物々交換する場として開設したのが始まりだ。
430年以上、この町の朝は市とともにあった。
並ぶのは、カツオなどの鮮魚、干物、フキやタケノコの農産物、加工品。外房の海と山が、この通りに集まってくる。
ひとつの朝市が月の前半と後半で会場を替えるのも、勝浦ならではの仕組みだ。1〜15日は下本町朝市通り、16日〜月末は仲本町朝市通り。
同じ町の中で、朝市が動く。
勝浦は観測史上一度も35℃を超えたことがない、涼しい気候の町としても知られる。夏でも朝の空気が心地よい。
輪島朝市・高山宮川朝市と並ぶ、日本三大朝市のひとつ。水曜・元旦定休。
朝、勝浦朝市に並ぶ干物や野菜を見ていると、漁師町と農村がひとつの場所でちゃんと続いていることが、じんわりわかるんですよね。1591年からつづくというその市は、水曜だけ休んで、あとはずっと開いている。
勝浦タンタンメンのこってりした辛さも、カツオ漁の港の匂いも、この町が「食べること」をまんなかに置いてきた証拠みたいなものだと思うんです。勝浦駅を降りてすこし歩けば、海の博物館があって、JAXA勝浦宇宙通信所の展示室も無料で開いていて、ふだんの散歩に混じってそういう場所がある、というのがいいなあ。
南房総国定公園の海岸線は、守谷海水浴場のあたりまでリアス式の入り組んだ地形が続いていて、同じ海でも毎日すこしちがう表情をしているんです。東京から75キロ圏内でありながら、山地が市域の大部分を占めているから、海と丘と港が密に重なっていて、暮らしの奥行きがある。長く滞在するほど、この土地の重なりかたが、少しずつほどけてくる感じがするんです。
この地に重なるもの
- 南房総
- 勝浦うばら温泉
- 勝浦温泉
- 勝浦
- 上総興津
- 行川アイランド
- 鵜原
- 勝浦
- 松部
- 守谷
- 鵜原