麺
広島県 広島市
汁なし担担麺
さちとあじ · FOOD & DRINK
汁を張らずに山椒と辣油のたれを絡める。よく混ぜてから食べる出し方が定着した。
この場所の物語
混ぜてからでないと、この麺は始まりません。2001年、広島市の中区にきさくという店ができました。はじめはらーめん屋でしたが、客が入らず、潰れかけていたそうです。ある日、店主が、中国からの留学生が汁なし担担麺の作り方を教える料理教室に出ます。そこで食べたものに打たれて、四川へ渡ることになりました。
本場のものを片端から食べ歩いて、そこで研究したそうです。日本へ帰ってきて、店を担担麺の専門に変えたそうです。担担麺にふつう使う胡麻を、この店は使いません。辛みのほうは、山椒ではなく花椒を使うんですよ。和の山椒の2倍の辛さがあって、鼻の奥へ抜ける高い香りがあります。
食べ方には、決まりが1つあります。口をつける前に、20回、30回としつこく混ぜること。汁を張らないので、たれが下に沈んでいるからです。締めに残ったたれへ飯を入れる担担ご飯は、客のほうが先に始めたそうです。混ぜるという一手が、そのまま作法になっています。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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