魚介の料理
山口県 下関市
ふぐ料理
さちとあじ · FOOD & DRINK
薄造りや白子、鍋で出す。卸売市場では週末に仲卸が寿司や海鮮を対面で売る。
この場所の物語
下関では、ふぐと言わずにふくと言います。福に通じるからなのだそうです。明治21年、下関でこれを食べた伊藤博文が、うまさに驚いて県令に解禁させたと伝わります。それまでは食べてはいけないことになっていました。県として先に解禁されたのがここで、そのぶん、扱いの決まりも料理の形も、この町で組み上がったわけです。
薄造りは、皿の絵が透けるまで薄く引きます。白子は焼くと、皮の中が崩れます。鰭を炙って熱い酒に浸せば、香りだけの酒になるんですよ。旬は10月から2月にかけて、山口県の下関、唐戸町のあたりが中心になります。
いま下関に揚がるふぐは、ここで獲れたものばかりではありません。全国から、そして海の向こうからも集まってきます。獲る町ではなく、集める町なんですよね。毒のある魚を捌けるという一点で、100年あまりかけて、そういう町になりました。
泊まるなら
一日では、たぶん足りない。
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