ONSEN
大分県
法華院温泉
Hokkein Onsen
温泉
足の下に、500年分の祈りが染みこんでいる気がするんです。法華院温泉は、九重連山の山腹、標高1,300メートルをこえた坊ガツルにひっそりとある一軒宿です。登山口から歩いて2時間ほどかけてたどり着く、その道のりがもう、ここへの「入口」なんだなあ。
養順法印が開いた修験道場の場所で、いまは法華院温泉山荘として登山者を迎えています。浸かるお湯は内湯だけ、それだけで、ここがどんな場所か伝わってくる。長期で滞在するというより、歩いてきた足と心をほぐす、そういう時間の使い方をする場所です。
多拠点生活の「拠点」にはなりにくいけれど、ふだんの生活をいちど切り離す「間」として、大事にしておきたい場所なんです。訪日客にとっては、温泉と修験道と山小屋文化が重なった、日本にしかない体験だとおもいます。静けさが、ちゃんとここにある。
ONSEN
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